産経新聞でおもしろい記事を見つけた。
『子供時代の多様な体験が、将来の仕事をする能力を左右する。
ベネッセ教育研究開発センターが働き盛りの男女2500人に行った生活実態調査』だ。
『子供時代に親とよく会話をした経験を持つ人ほど現在、目標を持って仕事ができるなど、職業生活が充実している傾向があることが分かった。』
だそうだ。2006.07.24
「普段の仕事を目標を持ってしているか」という項目では、子供のころの体験を比較したところ、「している」では「子供のころ親と将来についてよく話した」と解答した人が「していない」の約2倍。
「仕事で自分から率先して行動するか」との質問では、「行動する」と解答した人は、子供のころに「親や学校の先生以外の大人と話をした」と答えた割合が「行動しない」の約1.5倍だった。
また、「悩み事を相談できる友人がいる」「いろいろなタイプの友人がいる」「親から信頼されていると思う」といった項目に肯定的に回答する割合は、有職者の方が無職者より高かった。
まさに大人(親)との関わりが子供の人生を左右すると行っても過言ではない結果といえないだろうか。
共働きとかで両親とも不在なんていう家庭では、「そんなこといわれても…」もしくは「そんなこといったってな!」って感じだろうけど、実際こういう調査結果がでてるんだからそれについては真摯に受け取らなきゃならないよね。
たまたまいろんな職種・役職・年齢の人と交じってそれぞれの”教えられること”を”教えっこする”集まりに参加してるんだけど、やっぱり社会に出てそれなりに活躍してる人ってのは子供時代から色々な経験をしているってことをその場で毎回知らしめられてます。
しかも、まずもってそれらの経験には、大人が関わっていて、怒られたり褒められたりしながら肯定されて活動してきているってことが共通点です。
やっぱ、幼いころからある程度は年齢差のある中で経験を積んでくる、しかもそれがやる前から”アブナイ”とかっていう理由なんかで親や先生などからあらかじめ禁止されないっていう状況が大切なんだなあって感じます。