「けっとくん、ごはんいらないっ!」
「ねぇ!ごはんいらないってばっ!」
遠くで吠えてるけっと君。
既にご飯中の僕とたった君、顔を見合わせて肩をすくめる。
しばらくすると、すっと横に寄ってきて、
「みず!」
「?」
「みじゅ!」
「・・・この家には、みずという人はいません」
「みじゅ、のむ!」
「お茶ならあるけど」
「じゃぁ、おちゃ!」
「お茶がどうした?」
「おちゃくだちゃいっ!!」
「はい、どーぞ」
「ありがとごじゃいまちゅっ!!!」
終始えらそうな怒り口調なけっと君でした。
寝起きで機嫌が悪かったんだよね。
にしても、こいつはたったとはえらい違う。
兄弟でもこんなに違うものか。
きっと、強くなるわ~
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