いつも通りに起きて、いつも通りに出勤すると、まだ校舎は開いてない。
二日連続で閉め出し食らった。
事務室も夏休み仕様で動いてるので、8時近くにならないと開けてくれないんだな。
だから、この時間は出勤準備も整ってるけど、家を出るまで1時間もあって、暇。
たったは、夏休みは遅く寝て遅く起きたいっていってるけど、ダメだ。
夏休みも、いつも通りに生活するのだ。
そのたったは、けっとと一緒に、昨夜やってた心霊番組の録画を見てる。
朝から、よく見るよ、感心しちゃう。
この手の番組を見ると、いつも思い出すのは大学生になったばかりの4月の時の一件。
大学の近くの同了堂というお堂。
人生でたった一度行った曰く付きの場所で、一発必中、やられた。
入学早々に長期入院しなきゃいけない大怪我した。命を取られなかっただけ、ましだった。
もっとも、曰くの主にやられたんじゃなくて、後の人の警告だったんじゃないかと、今は考えてる。
たったの事故と同じだ。
『今ここで考えや行動を改めないと、次はないぞ』
そういう警告。
以来、二度とその手の場所へ自発的に足を運んだことはない。
もっとも、長く日本中を放浪してるので、中には知らずに行っちゃって、その時は気がつかなかったけどあとでえらい目にあったとか、知らずに行ったらすっげー怖かって、とてもいられなくて逃げ出したことも何度かあったし、そういう場所へ行ったんじゃなくて元々そういう場所に建ってるアパートに住んでる友人たちと飲んでて、一人が急にがおかしくなったこともあった。どころかばっちり見ちゃたこともあったけど。
そうだ、見たことあったんだよな。
ここで何度も「見えたことはない」と書いてきたけど、一回だけあったんだ。
まぁ、なんにしても、知らずに行って拾って来ちゃうとか、ほんと勘弁・・・
そういうところへは、行かないに限る。
おもしろ半分に行っちゃダメだ、絶対。
たったやけっとも、僕の気質というのか、そういうのを引き継いでる可能性がある。
あいつらも、そういう場所へ行ってはいけない種類の人間かも知れない。たっぷりと僕の経験を話して、行かないように仕向けよう、そうしよう。
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