骨まで愛して
海外に住む友人(と言い切ってしまいます。淳子さん、良いよね)について。
非常にショッキングなことを知った。
内容は割愛するが、自分の身に置き換えては、ショックを起こしそうになりながら風呂に入った。
既にママの葬儀を2年前に終えているが、今あらためて思い起こしても、ママの遺骨を思い出せない。
骨を拾う。
そんな状況でさえも、心からママの死を悼む気持ちに集中させてもらえなかった理由が1つ(ゆめのことではないです)あってそのせいなのはわかってるが、それでも、記憶にとどまってないというのは正直言って驚いている。
ゆめの頭蓋骨に関しては、嚥下の確認の際、二度ばかしレントゲン画像を見た。
かわいらしいゆめの頭蓋骨。
こくんと嚥下するその動きもかわいらしい。
皮を被っていてもかわいいが、皮をはいでもかわいいゆめ。
あの頭蓋骨のかわいらしさを、うまく表現できる才能がないことが恨めしい。
S字に曲がった頸椎のほっそりした具合と良い、子供らしい比率の目口の大きさと良い、まぁるく張り出した後頭部の丸さ具合と良い、例えようもなく、かわいらしい。
ほんとに、骨までも愛してる。
その、愛しい愛しい頭蓋骨 じゃなく、愛しいゆめの頭蓋骨を生で見る・・・
やはり、ショックを起こしそうなので、もうやめとく。
はぁ!と、ため息が出てしまう。
そのゆめの頭蓋骨にくっついている歯は、すべてきれい。虫歯は、僕が知る限り一本もない。
たったが生まれる前、ゆめの世話を本当に良くやった。
ごはんを食べさせる、おむつを替える、お風呂に入れる、歯を磨く・・・
僕が在宅時は、すべて僕が世話していた。
たったが生まれてからは、それ以前に増して僕はゆめ専属になった。
よだれが常時垂れていることも一因だろうが、とにかく、あのゆめに虫歯があったらこの世の地獄!と思い、毎回真剣に磨いた。
いまでも、ゆめには虫歯はない。
生まれたときから僕が磨き続けているけっとも、歯はとてもきれいだ。
頭蓋骨の話からずいぶん横へそれてしまった。
馬鹿話にしなかったら、ショックが来そうだからさ。
とにかく、みんな元気が、一番良い。
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