タレントの稲川淳二氏のインタビュー記事で、
重い障害を持った次男について語った内容が反響を呼んでいるらしい。
知らなかったんだけど、次男さんが
クルーゾン氏症候群という難病だそう。
氏は将来のことを考えて、生後間もない次男さんを手にかけようとまでした。
その気持ちは、少しわかる。
僕自身は、ゆめの命を絶とうなんて考えたこともなかったけど、でもそれは、看取ることができるからっていう理由だと自覚してる。今の生活になる前は生涯在宅当然という考えだったので、もし僕の死後もゆめが生き続けるなら、どうしようって思ったと思う。
今は、仮に死後も生き続けるとしても、そうは思わないけど。
施設に入れるという選択肢を知ってるからかな。
子供に障害があるって知った時の衝撃がいかほどのものであるか、これは残念ながら経験者にしかわからないと思う。それがどのようなものであるか、それこそ経験した人数分だけバリエ-ションがあるし、正しく伝えようとしてもうまくいかんだろう。
それがましてや生まれてすぐでは・・・
僕も、ゆめの時にそうだったし。
あのときの心境は、筆舌に尽くしがたい。
思わず手をかけようとしてしまっても、それをいさめる言葉を知らないなぁ。
僕は性格上こういう物言いをしてしまうんだけど、障害持ってても我が子はかわいいし、それ以上に、産んだ責任を果たさねばならないと思うの。
産んだ以上は、その障害を持ってることも含めて、ちゃんと面倒見ないといかんだなって。
まぁ・・、状況が許さないんだから致し方ないとはいっても、施設に預けてしまってる僕には、何も言う資格はないんだけど。